サントリーが水原希子のCMを公式ツイッターに投稿したところ、それに対する差別的リプライが多数寄せられた騒動で今度はそれについて、LINE社の執行役員、田端慎太郎氏が発言した内容が注目を集めている。
(水原希子サントリー騒動についてはこちら)
LINE役員田端慎太郎氏のツイート
『水原希子のビールCMへのヘイトだけど、日本人かどうかとか別にどうでもええ(っていうか日本人の定義って何?)。
沢山の人が見るCMには、彼女のような美人が画面に出ることに意味があるのだ。
画面に出る価値があるのは、醜い日本人よりも、美しい地球人。
芸名なんかリングネームみたいなもんじゃ』
というのが彼の投稿だ。
これには概ね、同意する。
芸名なんかリングネームみたいなもんだし、美人が画面に出ることに意味がある。
しかし、こんなこと上場企業の役員が発信するべき言葉ではないとも思うが、彼は以前も過激な発言でLINE社から厳重注意されてるんだが、大丈夫かな。
それはさておき、騒動の渦中にある水原希子も、『どこの国で生まれても、どこの国に住んでいてもみんな同じ地球人だ』という主旨の発言をしている。
これは言いたいことはわかる。
どこの誰とでも仲良く手を取り合って笑いあって生きていける、いわゆる共生が理想社会だ。
それに関連して今日遭遇したことで思ったことがある。
今日は久しぶりに大分に出張にいったのだが、仕事が終わり、前々から楽しみにしていた、シティスパてんくうに足を運んだ。
このスパは日本各地のスパにいったことのある自分からみても最高位に評価できるほどのスパである。
(シティスパてんくうについてはこちら)
それで、そのなかでも特に気に入ってる施設、アロマソルトスパがあるのだが、そこで事件は起きた。
この施設は簡単にいうと岩盤浴である。
そのスペースで隣との間隔は仕切りにより区切られているが、それだけではなく、スペース自体も男女別に区切られている。
それはそのほうが女性にとっては安心だろう。
見えにくいが、このように左が女性右が男女兼用というくくりになっていて、そういう立て看板がある。
この日は平日でもあったためか、もともとの客数も少なく、私がこのアロマに入ったときは貸しきりだった。
しかしその静寂を破るかのように、一組の男女が入ってきた。この時点で大声で会話をしながら。
話してる言語は韓国語だったので韓国人だろう。内容までは聞き取れなかったが、雰囲気から察するに旅行者のようだった。
ここがヒーリングスパであるのに大声で会話してる時点でありえないのだが、その二人はあろうことか、私がいるからなのか男女兼用のスペースに入らず、女性客専用のスペースに入っていったのである。
これではあとからくる女性は入れないだろう。
しかも、まだでかい声での会話はしている。
たまりかねた私はうるさいと言わんばかりに大きく咳払いをした。
しかし、会話がやんだのは一瞬ですぐまた大声で話し出す始末。
耐えられなくなってその場をあとにしたが、かなり不愉快な時間だった。
これはこの場が日本人だけであればこの事態はないと断言できる。
大声でヒーリングスペースで会話もしないし、女性のスペースには、いかにカップルだからとはいえ入らないだろう。
空気を読む。譲り合う。ひとのことを考える。
彼らはそういった精神は理解できないのだ。
電車のなかでも周囲を気にせず携帯で話すのも中国人か韓国人がおおい。
日本人であればたいていは、「電車のなかなのであとでかける。」といって切ってしまう。
もちろん同じ人間であるからして、そういう空気感みたいなものを説明してあげればわかるかもしれないが。
シティスパてんくうは本当に従業員たちのたゆまぬ努力の成果の甲斐あって作り上げられたすばらしいスパだ。
だが、そこに至るまでの時間と労力をただ一組の客により破壊されてしまった。
私は出目や人種によって他者を見下したり、疎外したりすることは嫌いだ。
だが、よくいわれることだが、区別はすべきだ。
まだ一般の日本人は外国人のライフスタイルには馴染めないだろう。
同じ地球人だからといってもまだ無理だ。
今日改めてそう思った。