昭和元禄落語心中が終わった。

この作品は雲田はるこさんが講談社のITANで連載していたマンガが原作で、
落語家・有楽亭八雲と、彼に弟子入りした与太郎の二人を主軸として展開する物語だ。
2016年1月~4月には「与太郎放浪編」「八雲と助六編」を基にしたTVアニメ第1期が放送され、 2017年1月からは、第2期「助六再び編」が放送されていた。
ホモアニメだのなんだのと、2ちゃんでは例のごとくさんざん叩かれてはいましたが、
個人的には引き込まれました。この一年で放映されて視聴したシリーズではたぶんベスト5入りかな。
ちなみに一位は今のとこリゼロね。

このアニメの影響で落語に興味を持ってしまって、一度寄席ではないが、落語を聞きに行ってしまいました。
そのときのメインはあの隣の晩御飯で有名なヨネスケさんがやってました。
いや、そのときまでヨネスケさんが落語家さんだとしらなかったんだけど。

ヨネスケ師匠の落語は見事でしたが、この物語のお客さんのように手をたたいたりしながら大爆笑したりってとこまではいかなかったな。笑いはクスリとかいやらしくニヤつく程度で、
率直な感想としては、おもしろいってより、おお~これが落語なんだぁって感心はした感じだった。
周りの他のお客さんも同様に無音でした。笑
ただ後ろの客で数人だけ、不自然に大声で笑ってるひとがいましたね。
これらの人はおそらくは仕込みの客だったんじゃないかなあ。
多分これは思うに、当日の客は落語慣れしてない、いわば初心者ばかりだったはずなので、
運営が仕込んだんじゃないかなと。全く客が無味乾燥な状態だと噺家さんもやりづらいしね。
今の人は人前で喜怒哀楽を表に出すことができなくなってるからなのかもな。

特に日本人てえのは周りに気を遣う人種で、人に迷惑かけちゃあいけねえってんで
公然と声出して泣いたり笑ったりって恥ずかしかったり、
プライドがあったりでなかなかできねえって人が多いんじゃねえのかな
だからサクラみてえな人間を裏において煽らねえといけねえって。そういうことなのかもしれねえ。
なんて、この落語心中にはけっこう影響されて、言葉遣いまで江戸風になってしまって、
一時期はひとりで勝手に江戸やってました。
どいたどいた!なんていいながらね。

このアニメで、個人的に好きなシーンベスト3を勝手に選ぶとすると、、、、

三位は、助六再び編でのアネさんが幼稚園で寿限無をやるシーン。

二位は、これも助六再び編から、第11話の冒頭、先代助六師匠が、春日八郎の「お富さん」をうたいながら歩いてるシーン。これは粋でしたね。

一位は、第一期、八雲と助六編、第11話の縁側で落語「野ざらし」をやるシーン。
幼少のコナツさんの前で青年八雲師匠と先代助六師匠の二人が掛け合いするんですが、それが見事で、テンションあがりましたね。このシーンは大好きで、いつもスマホにいれてます。

何気なく見るものがなくて見始めたこのアニメでしたが完成度高く、声優さんの技量も問われましたが、見事でしたね。落語家ってわけでもねえのに、あの名調子を再現できるてえと、さすがですよ。

ちなみに、最終話の成長した慎之助君の声は小野友樹さんでした。
これもまた腐女子の面々にはうけたんじゃないでしょうか。
とにかくいいアニメでした。OP・EDもよかった。終わってしまって寂しい。
好きなアニメが最終回を迎えるといつもなんかこの類の虚無感におそわれてしまいます。

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